では、俺達が通う学園の説明をしよう。
校名『海鴬学園第二付属』 生徒数750人の普通科校。都市計画で造られたので、歴史は人工島と同じく20年くらい。直系である海鴬学園大学に進学しないひとも多い。自由な校風。
学園生活を生き抜く上で重要な食堂は、収容300人くらい。
パートのおばちゃん数人で切り盛りしていて、安価でそこそこ美味しいメニューが揃ってる。たまに当たりハズレのある賭けメニューがあり、コアなニーズを獲得している。興味あるひとは試してみたらいいよ。天気の良い日には中庭のテラスも開放されて、外でランチを楽しむ生徒も多い。
お次は、売店。
食堂に併設されていて、昼は早々に行かないと争奪戦敗北は必至。メニューは主に菓子パン・総菜パン。近所のパン屋が卸しているものがメインだが、食堂で作った出来たてサンドが人気だな。一番人気は王道のカツサンド。逆に人気がないのは当然ながらコッペパンだ。こちらにも闇メニューがあり、やはりコアなニーズを得ている。
学園ものにはかかせない保健室も説明しておこう。
設備自体は普通の保健室。サボりの生徒にとって憩いの場になっている。
多分、みんなが気になっているのは保険医がどんな人かだろう。当然といってはなんだけど、男子生徒から圧倒的支持を得ているグラマラスなオトナのおねーさん。20代後半、未婚。無駄に色気を振りまいているが、無自覚なのか、はたまた…。
ヒロインの一人、メアリーが会長をしている生徒会についても簡単に。
生徒会役員は半期制。機能としては、予算の管理・イベント関連の統括。普通なら教師がやりそうな事も生徒会が仕切るという、ゲームや漫画にありがちなタイプ。
海神祭での権限は絶対的だが、あくまで学園内での話。メアリーにとっては、海神祭が最後の大仕事となる。
と、まあ、学校の説明はこんなところかな。他2つも読んでくれたら、開発スタッフ一同喜ぶので、よろしくお願いします。